万世大路でキノコ採りか・・・後編
霜で白くなった大平集落跡に農協22号を乗り捨ていよいよ歩きになる。
一部の軽四倶楽部を除く一般車両はここまでが限界だろう。
各自リュックに食糧やら何やら詰め込み栗子隧道を目指し出発。
この時点でリュックにはキノコなど入る余地は残されていないのだ。
もしも大量に採れたらどうする気だ・・・
そんなことはお構いなし、すでにキノコ眼になっていた。
歩きだして間もなく一本橋が現れる。霜が降りて白くなった一本橋は、我々チグハグ探検隊を隧道まで導く道標のようだった。
あっちこっちとキョロキョロしながら歩くも、流れたヤマドリや怪しげな毒キノコばかり眼につき、これだ!と言う物は無く大平橋に到着。
日陰部分は見事なまでに霜が
水溜まりは氷も張っている。寒い訳だ、こりゃキノコも凍るわい。
しかし、上を見れば雲ひとつない青空。落葉した樹木が広がる山肌と鮮やかな空のブルーが何とも言えない初冬の雰囲気を醸し出していた。
その後もキノコは見つけられず杭甲橋に到着。2ストW氏も撮影に余念がない。
ツイッターでつぶやくはずがここは圏外、リアルタイムにつぶやけないので影響力は無いらしい。
名無しの滝が見える所まで来た頃には体も温まり少し汗ばむ位だ。依然として目ぼしいキノコは見つけられず。
あるのは毒キノコばかり・・・
あーだのこーだの言ってる間に栗子隧道が目前に迫ってきた。
そして、のらりくらりと歩くこと約1時間ほどで栗子隧道到着。
何度見ても神秘的な光景だ。
今日初めて見るKK氏や2ストW氏は、やや興奮気味で写真を撮りまくる。
ちなみに2ストW氏は「隧道」と言う言葉に対し、少しばかり勘違いをしていたようだが、そこはあえて伏せておこう。
隧道内部は相変わらず湖のようだ。今日こそは、と思ったがウェーダーも持ってきていないし長靴も底に穴があいている。
もっとも、長靴で入れるほど浅くないんですけど・・・
泥もいっぱい堆積してるし・・・
兄貴はウェーダー持参だが「さすがに俺一人じゃ入れねーなぁ」
と言うことで、またもや断念。
何時になったら崩落地点まで行けるんだか・・・
内部に入れないとなると、やることは一つキノコ探しだ。
隧道脇の沢を登る。
なかなかの景観だが、沢はナメ床でかなり滑るので注意が必要です。
隧道の上部初代隧道の跡らしい。
キノコの姿は何処にもない。
時計を見ればまだ11時前、昼飯にも何だか早いので戻ることに。
リュックいっぱいに詰め込んできた食い物は結果的に必要なかったってことかな。
また、のらりくらりと来た道を下る、無いキノコを探しながら・・・
帰り道で2台のバイクとすれ違う、古いトラ車とセロー、庄内ナンバーでした。
遠方より御苦労さまです。
そして、丁度お昼に大平集落跡に到着、反省会しながら昼飯食ってると、なんとまた人に遭う。
年配のハイカー2人組「隧道までですか?」の問いに「杭甲橋までかな、久々に歩いたら足が痛い」とのこと。
杭甲橋まで行ったら隧道まで行った方がいいと思いますが、どうぞ日常生活に支障のない程度に頑張ってください。
ちなみに、年配ハイカー2人組の車はスキー場の管理用林道との合流地点に駐車してあった。
その後話し合いの結果、烏川橋まで戻りその周辺でキノコの捜索
まぁ、採れるはずもなく撤収。
隧道内部にも入れず、キノコも採れず、二兎追うもの一兎も得ずって所か・・・
「万世大路で菌類採取計画」は失敗に終わったが、次こそ必ずと誓うチグハグ探検隊であった・・・
完
一部の軽四倶楽部を除く一般車両はここまでが限界だろう。
各自リュックに食糧やら何やら詰め込み栗子隧道を目指し出発。
この時点でリュックにはキノコなど入る余地は残されていないのだ。
もしも大量に採れたらどうする気だ・・・
そんなことはお構いなし、すでにキノコ眼になっていた。
歩きだして間もなく一本橋が現れる。霜が降りて白くなった一本橋は、我々チグハグ探検隊を隧道まで導く道標のようだった。
あっちこっちとキョロキョロしながら歩くも、流れたヤマドリや怪しげな毒キノコばかり眼につき、これだ!と言う物は無く大平橋に到着。
日陰部分は見事なまでに霜が
水溜まりは氷も張っている。寒い訳だ、こりゃキノコも凍るわい。
しかし、上を見れば雲ひとつない青空。落葉した樹木が広がる山肌と鮮やかな空のブルーが何とも言えない初冬の雰囲気を醸し出していた。
その後もキノコは見つけられず杭甲橋に到着。2ストW氏も撮影に余念がない。
ツイッターでつぶやくはずがここは圏外、リアルタイムにつぶやけないので影響力は無いらしい。
名無しの滝が見える所まで来た頃には体も温まり少し汗ばむ位だ。依然として目ぼしいキノコは見つけられず。
あるのは毒キノコばかり・・・
あーだのこーだの言ってる間に栗子隧道が目前に迫ってきた。
そして、のらりくらりと歩くこと約1時間ほどで栗子隧道到着。
何度見ても神秘的な光景だ。
今日初めて見るKK氏や2ストW氏は、やや興奮気味で写真を撮りまくる。
ちなみに2ストW氏は「隧道」と言う言葉に対し、少しばかり勘違いをしていたようだが、そこはあえて伏せておこう。
隧道内部は相変わらず湖のようだ。今日こそは、と思ったがウェーダーも持ってきていないし長靴も底に穴があいている。
もっとも、長靴で入れるほど浅くないんですけど・・・
泥もいっぱい堆積してるし・・・
兄貴はウェーダー持参だが「さすがに俺一人じゃ入れねーなぁ」
と言うことで、またもや断念。
何時になったら崩落地点まで行けるんだか・・・
内部に入れないとなると、やることは一つキノコ探しだ。
隧道脇の沢を登る。
なかなかの景観だが、沢はナメ床でかなり滑るので注意が必要です。
隧道の上部初代隧道の跡らしい。
キノコの姿は何処にもない。
時計を見ればまだ11時前、昼飯にも何だか早いので戻ることに。
リュックいっぱいに詰め込んできた食い物は結果的に必要なかったってことかな。
また、のらりくらりと来た道を下る、無いキノコを探しながら・・・
帰り道で2台のバイクとすれ違う、古いトラ車とセロー、庄内ナンバーでした。
遠方より御苦労さまです。
そして、丁度お昼に大平集落跡に到着、反省会しながら昼飯食ってると、なんとまた人に遭う。
年配のハイカー2人組「隧道までですか?」の問いに「杭甲橋までかな、久々に歩いたら足が痛い」とのこと。
杭甲橋まで行ったら隧道まで行った方がいいと思いますが、どうぞ日常生活に支障のない程度に頑張ってください。
ちなみに、年配ハイカー2人組の車はスキー場の管理用林道との合流地点に駐車してあった。
その後話し合いの結果、烏川橋まで戻りその周辺でキノコの捜索
まぁ、採れるはずもなく撤収。
隧道内部にも入れず、キノコも採れず、二兎追うもの一兎も得ずって所か・・・
「万世大路で菌類採取計画」は失敗に終わったが、次こそ必ずと誓うチグハグ探検隊であった・・・
完
この記事へのコメント
数%、いやコンマ数%の可能性にかけるその冒険家魂!さすがです。
『菌類採取計画』なにやらエバンゲリオン的なものを彷彿とさせてくれいっそうわくわくしました。(見たことないけど)
撤収の途中にバイクとすれ違ったとありますが、バイクで栗子ずいどうまで行けるんですか?
初めて行った時、藪で挫折して引き返してきたんですが、今の季節なら行けるんですかねー?
今回は残念ながらエヴァンゲリオン的(私も見たことないですが)『菌類採取計画』は失敗に終わりましたが、久々に栗子隧道が見れて良かったです。
隧道アタックは夏場は激藪で行く気も起きませんが、今時期だったら比較的楽に行けますよ。
雪が降る前に是非行ってみては。