晩秋の廃道・万世大路をゆく(大平橋~栗子隧道福島側坑口)

烏側橋からこの大平橋までは、車を放置して1時間弱、栗子隧道まで約半分位の位置だろうと思われる。

まぁ、腹は減ったがどうせだったら栗子隧道で飯食おう、と言う事で大平橋を振り返りつつ出発。
画像


大平橋を渡るとまた藪が続くが、踏み跡は明瞭で思ったより歩きやすい。
画像


しかし、気になる事が一つ、どう見ても4輪車のタイヤ痕があるんです、しかも最近のものと思われる(多分ジムニー)
画像

あの一本橋を渡ってきたのか・・・??

こんな所もあるのに、タイヤ痕は続くよどこまでも・・・
画像


さらに進むとまた橋が見えてきた。
画像


もう一枚のグレーのカーペット、杭甲橋到着
画像

画像


橋のデザインは大平橋と同じですが、杭甲橋のほうが少し短い感じです。

ここで突風に見舞われ帽子が飛ばされる。

仕方なしに拾いに行ったついでに下から撮影
画像

以外にしっかりしていて、まだまだ現役で行けそうですね。

今後も幾度となく、人や自転車、バイク、車?を渡し続けることでしょう。




杭甲橋のあたりから、急に熊の痕跡があちこちに。

木の実が散乱していたり、糞があったりと熊の気配がプンプン

しかも、風が強い!

風の音で何も聞こえなくなる時がある、こんな時が熊に会う確率が高いのではないかと思う。

熊の風下に居れば、臭いも音も気づかれないうちにバッタリなんてなりかねない。

時折笛を高らかに吹いたり、熊鈴をじゃんじゃん鳴らしたり、大声で喋ったり、とにかくうるさい人になるしかない。

ちんどん屋のように歩きだすと滝が見えた、たいした滝ではないが心が和む
画像


道路脇の斜面の木は見事な湾曲を見せる、このあたりの雪の多さを物語る。
画像

国道だったとは言え、年間の2分の1は雪に閉ざされていたのだろう。

道は狭まり、泥濘や倒木も多くなってきた。

そして、また人工物が出現、小杭甲橋と言うらしい
画像

橋の土台しか残っていないが、もともとはこちらを通っていたと見られる。

小杭甲橋の跡から少し歩くと、怪しげな黒い影が・・・
画像




       ニャロメ~!





車を放置してから歩くこと約1時間半、ついにたどり着いた栗子隧道(福島側坑口)
画像

画像

画像




あまりの威圧感に、しばし呆然と立ち尽くし、言葉を失う



・・・



こ、こ、これが 栗 子 隧 道

大きな口を開けて待っていた。

なんだか飲み込まれそうだ!

内部に溜まった水が唾液に見える。
画像


本当なら隧道内部に入ってみたい所だが、今日はもう十分だ!

外側から見ることにしよう!

右書きの立派な扁額
画像


隧道脇に流れる水路
画像


水路の上部から沢沿いに山の中へ続く踏み跡があります。
画像


隧道上部
画像


隧道上部より兄貴を見下ろす。
画像


しばらく眺めた後、お湯を沸かしてコーヒータイム
画像


腹が減ったことなど忘れていた。

もう、空腹なんかどうでもいい・・・



せっかく来たのだから、我々も何か痕跡を残して帰ろうと、拾った石にサインする。
画像


帰る途中に逝ったら、これがそのまま戒名になるだろう。

それにしても、なんとも中途半端なサインだこと。

中途半端な男なのでしょうがないか・・・

しかも水性の蛍光ペン、雨が降ればあっと言う間に消えるだろう。

でもいいのだ、私の中の記憶は決して消えるものではないから・・・


さらばだ、栗子隧道!


また来るぞい、今度はバイクで!と心に誓い栗子隧道を後にする。




しかし気になるタイヤ痕、隧道の目の前まであった。

帰りに見たら一本橋付近に迂回路らしきところが
画像


やはり車で来られた方がいたようです。

車道として復活するのか万世大路




ここへ来るにあったて、いろいろなサイトで下調べをしました。

歩いて行くうちに、面白いように現れる遺構の数々、もちろん新しい発見もいいが私はこんな楽しみ方も好きだ!

そして今度は山形側坑口へ行こうと思う。


                             
































ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

mAm23
2008年11月11日 07:59
栗子隋道到達オメデトウございますワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ
いいな、いいな♪行きたいなぁ~・・・でも、もうさぶいw
山形側も行っちゃいます?
σ( ̄。 ̄) オイラも参加したいっす!!(^▽^;)
U・BON
2008年11月11日 10:46
mAm23さん、ありがとうございます。
山形側行もきたいですね~!
今週末あたりから、高い山では雪なんて予報も
間もなく閉ざされちゃいそうです。
年内は無理っぽいですが、来春にでもご一緒しましょう!

2008年11月11日 12:08
到着おめでとうございます!
ワクワク感ありますね(^o^)
なんか自分が行った気に
なります!
U・BON
2008年11月11日 23:26
桧原湖北部之公一さん、お晩です。
私も他のサイトを閲覧して、行った気になっていたのですが
自分の足で到達した喜びは、何者にも代えがたいものがありますね!
くじら
2008年11月12日 19:28
面白かったです!
隧道のなかは歩いて行けるんですか?
ぜひ!次回訪れた時は中の様子を聞かせてくださいね。
私は若干、閉所恐怖症な所があるんで、こういうところは恐くてダメです。(;^ω^)
U・BON
2008年11月12日 23:49
くじらさん、お晩です。
隧道の中はかなり水が溜まっています。        (通称・栗湖と言うらしい)
途中で崩落していて通り抜けはできませんが
次回行った時は中も散策したいと思います。
かなりキモいですよ!

この記事へのトラックバック